TKC会員事務所の取り組み〈中小企業の経営支援〉

「創業計画」の策定をサポートします

事業はその成長の段階に応じて、資金繰り、人材の採用・育成、販路の開拓などの様々な経営課題に直面するものです。事前にそれらを全て予測することは困難ですが、成功までの大まかな道筋をイメージし、実現可能な夢かどうかストーリーに描いてみましょう。

そして、自分の思い描いた成長の道筋に沿って事業を進めていくことが大切です。そのためには、成功に導くためのシナリオである「創業計画」をしっかりと立てる必要があります。
TKC会員事務所では、次のような観点から創業計画の策定支援に取り組んでいます。

創業するための設備と必要資金は?
誰に、何を、どれだけ売るか?
どこから、何を、どれだけ仕入れるか?
どんな人を何人採用するか?
経費はいくらかかるか?
具体的な計画は?

創業時の資金調達を支援します

創業時において一番苦労するのは資金調達といわれています。創業計画でいくらの資金が必要かを明確にした後は、どこから、どんな条件で、いくら調達するかという資金計画を検討しなければなりません。

銀行や信用金庫、信用組合などの金融機関から融資を受ける場合は、創業計画の提出を求められます。たとえ事業が軌道に乗るまでの期間は赤字であっても、金融機関に創業計画を提出することによって融資を受けられるケースもあります。

また、資金調達は金融機関からの融資だけではありません。創業を後押ししてくれる様々な公的支援があります。主なものは次の通りです。

出資
・起業支援ファンド
(主に設立5 年未満の創業または成長初期の段階にある有望なベンチャー企業等)
・中小企業投資育成株式会社などによる直接投資
・エンジェル税制による直接金融の促進
助成金・補助金
・地域雇用開発奨励金
税制
・エンジェル税制
保証
・信用保証協会による債務保証
このような公的支援についても、TKC 会員事務所は企業の状況に応じたアドバイスをします。

日々の記帳等がきちんとできるように支援します

創業計画が予定通り進んでいるかを管理するためには、毎日きちんと取引を記録しなければなりません。また、日々記帳し、タイムリーに業績を把握することが強い財務体質の会社作りに繋がります。

TKC会員事務所では、毎月貴社を訪問し、次のようなサポートを通じて、日々の記帳等がきちんとできるよう支援します。

会計ソフトの導入支援
会社が行う必要のある日々の記帳(入力)の指導
契約書・領収書・請求書など日々の取引で発生する書類の保存・管理方法の指導
決算書の読み方・活かし方をお教えします

事業に取り組むうえでは、その事業が儲かっているのか、儲かっている金額はどのくらいなのかを、自分自身で把握しなければなりません。つまり、経営者はできるだけ早く会計の知識を習得する必要があります。

TKC会員事務所は、担当者が毎月貴社をご訪問し、正しい会計帳簿が作成できているかどうか確認する月次巡回監査に取り組んでいます。これにより月次決算を実施し、正しい会計データに基づく月次決算書を作成します。そして、月次決算書に基づき最新の経営成績、財政状態を分かりやすくご報告するとともに、決算書の読み方や活かし方についても、丁寧に指導します。これにより経営者は正しい意思決定ができるようになります。

TKC 会員事務所では、「創業したい!」「事業で成功したい!」こうした夢の実現をお手伝いします。